原曲は6曲からなるピアノ組曲です
後に、その中から4曲抜粋してオーケストラに編曲されました
楽器の配分 / オーケストレーションが素晴らしいのは元より
音の連なりが美しいと感じます
ラベルのスコアは視覚的にも映える楽譜だと思います


ピアノ譜とオーケストラ譜を見比べると面白いです
第一曲のプレリュードは
曲の展開が充実しているので
これが終曲でも十分通用する内容だと思います
バッハの組曲のジーグに雰囲気が似ていると思います

ラベル クープランの墓より 第一曲プレリュード
無窮動の3連符に加えバロック的な装飾音符が目立ちます
テンポが走らないように気をつけました
(*)
最終の両手トリルはペダル指定になっていましたが
ノンペダルで弾きました