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ショパン / 前奏曲 / プレリュード / 23番 / op.28-23 / へ長調 / 弾いてみました / 和声的考察

 

 

 

24のプレリュードの最後から2番目に位置する曲です

 

心の安らぐ音楽で

個人的にこの曲が曲集の最後にきても良いと感じます

 

24曲をハ長調から始まってヘ長調で終わるように

考えてみました

 

例えば

 

1番/ハ長調 2番/イ短調 3番/ホ短調 4番/ト長調

5番/ニ長調 6番/ロ短調 7番/嬰へ短調 8番/イ長調

 

というふうに

3番と4番の順番を入れ替える

 

同様に

7番⇄8番

11番⇄12番

15番⇄16番

19番⇄20番

23番⇄24番

各々の順番を入れ替える

 

2-3番 短調

4-5番 長調

短調と長調が2曲続きますが、調性配分は問題ないです

 

ただし、作曲者がこの順番で計画していたなら

違う音楽を書いていたと思います

 

 

 

(プレリュード / Op.28-23 / へ長調 / take1)

 

中くらいのテンポで弾いています

 

 

 

 

 

(プレリュード / Op.28-23 / へ長調 / take2)

 

ゆっくりと弾いています

これくらいのテンポでもいいと思います

 

 

 

 

 

 

(和声的考察)

 

曲の最後に(ミ♭)が出てきます

普通に考えると、ここは(ファ)を置くべき場面です

 

この(ミ♭)を以って

(近代音楽の先駆け)と評する向きもありますが

これは完全終始を避け

次の音楽に向かうための音と解釈しています

 

23番(ヘ長調)は曲自体が終わりを強く感じさせる音楽です

(ミ♭)は、まだ残る一曲を効果的に聞かせる為の音ではないでしょうか

 

変ロ長調の属7の後に出てくる音は

24番(ニ短調)の最初の音 / 低音部の(レ)です

 

これは変ロ長調の主和音の第3音(3rd)にあたります

24番(ニ短調)に繋げる前提なら、和声的には問題ないと思います