学生の頃、この曲を和声分析した時は
曲の完成度の高さに圧倒されました
好きな作曲家の一人でしたが
ピアノ曲よりもオーケストラスコアを眺めることが多く
今まで弾くことは少なかったと思います
この機会に
いくつか弾いてみたいと思います
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s9abe5aa88644cd60/image/i24493242aa768dd5/version/1624269457/image.jpg)
両手の音域が重複する場面がいくつかあります
60-61小節はそのままだと弾きにくかったので
両手のパートの一部を入れ替えました
ラベル / 水の戯れ
時間をかけて、精度を上げていきたいと思います
(展開部) / 和声考察メモ
ラベルの和声は付加音付きの和音や分数和音(ポリコード)など多用し
当時の音楽に新しい響きを加えました
水の戯れは、冒頭と最後の和音が
長7度を含んだ和音(メジャー7th)です
当時としては斬新な和声が耳新しかったと思います
一方、展開部は前時代 / ロマン派的な和声進行が目を引きます
この部分はリスト作曲と言われても違和感がありません
以下にコードネームを付け、示します
展開部(a)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s9abe5aa88644cd60/image/i02613f2ee2d9c56d/version/1624630973/image.jpg)
展開部(b)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s9abe5aa88644cd60/image/id31ebb05ccc5f274/version/1624631008/image.jpg)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=480x10000:format=jpg/path/s9abe5aa88644cd60/image/i0850b5875840c367/version/1624631027/image.jpg)